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廃校になる前、6番教室は使用禁止の張り紙が貼られた謎の教室として知られていました。 なぜ使われなくなったのか、どうかこの謎を解き、6番教室の秘密を明らかにして下さい。
目覚めると、そこにはどこか見覚えのある教室の天井が広がっていた。なぜここに連れてこられたのか、何もわからない。
ただ分かるのは、ここが母校であること、そして母校であるにも関わらず見覚えのない教室であることだけだった。
突然、かつて通っていた母校のことが脳裏をよぎった。
当時、6年生のフロアには5つのクラスがあったが、理由も知らされずに使用禁止となっていた教室が隣にあり、その教室はこう呼ばれていた。

6番教室、と。

当時からこの教室は生徒達の間で噂になっていた。

というのも、誰も使っていないはずなのに物音がしたり、生徒の影を見たという声が後を絶たなかったからだ。

教室の扉を押してみたが、鍵がかかっていて外に出られない。

扉越しに、自分が6年生のフロアにある使用禁止の教室に閉じ込められていることに気づいた。
懐中電灯を見つけた。
どうにかしてこの教室から脱出しなければ。
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